障害
味覚障害
味覚障害は、味を感じることがなくなるか、ほとんど味を感じなくなる障害です。
味覚障害を訴える人の多くは、入れ歯をいれてから味覚が変わったというものです。
食べ物の味は下にある味蕾(みらい)という細胞で感じますが、それだけではありません。
においや温度、口ざわりや歯ざわりなどといった総合的なものが、味を感じる要素になっています。
したがって入れ歯を入れることで、感覚が伝わりにくくなり、味覚障害につながるものと考えられます。
味覚障害の原因は、いくつか考えられます。
ひとつは心理的要因です。
入れ歯による異物感が食べ物に対する感覚を鈍らせ、温度感覚や触覚などを感じさせにくくなるため、味覚障害につながると考えられます。
次に、生理的要因です。
味蕾は、食物中の分子が唾液でとけることによって、味を感じます。
よくかむことで唾液の分泌がよくなり、味を感じやすくなります。
ただし高齢者は唾液の分泌量が少なくなっていることが多く、若い人でもあまり「かむ」ことをしなくなっています。
これも、味覚障害の一因のひとつでしょう。
また、栄養不足による味覚障害もあります。
味蕾のはたらきには亜鉛が欠かせません。
亜鉛欠乏による味覚障害も増加しています。
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